さて、このたび就活にあたり、「京都ジョブパーク」へ登録することにした。
京都ジョブパークは、就職までの一連の活動をワンストップで、ハローワークとも連携しながら面倒を見てもらえるところなのだ。
就職の幅を広げるため、今回は登録することにしたよ( ̄。 ̄)
ジョブパーク「はあとふるジョブカフェ」
僕はジョブパーク内の、障害者向けコーナー「はあとふるジョブカフェ」へ行った。
ここでは、以下のような支援をワンストップでしてもらえる。利用は無料。
- ヒアリング、相談
- 企業体験・企業実習
- ハローワークによる職業紹介
- 就職後の定着支援
それぞれについて、簡単に説明していこう。
ヒアリング、相談
まず最初は、こちらの要望や職務経歴のヒアリングが行われる。
自分がどんな仕事をしたいのか、いままでどんな仕事(職務経歴)をしてきたのかを話す。
企業体験・企業実習
ヒアリングで聞き取った要望をもとに、その要望に沿った実習ができる企業を紹介してくれる。
実習をすることで、その仕事が自分に向いているか、あるいは自分の障害特性をいかにカバーするかを実地で訓練できる。
ハローワークによる職業紹介
ハローワークとも連携しているので、自分にマッチする求人を紹介してくれる。
就職後の定着支援
就職後も、自分と企業との間を取り持ってくれる。
たとえば、自分の障害特性などで配慮してもらいたい事項は、自分では企業になかなか言いにくい。
それをジョブサポーターという人が代わりに企業に伝えてくれたりなどのサポートをしてくれるのだ。
また、仕事上でのストレスやしんどいことにもアドバイスや相談に乗ってもらえる。
この定着支援というのがとても重要で、これがない場合、精神障害者はストレスをためてしまい、ほとんどすぐに退職していってしまう。
目玉はマッチした企業実習
はあとふるジョブカフェでの目玉はなんといっても企業実習だ。
自分の障害特性により、どんな仕事が合うか、どんな仕事がやっていけるかは、実際やってみないとわからない。
障害を持っていると、実際に入社してから「こんなはずじゃあなかった」ということがあり得るが、実習をすることで、それを事前(?)に確かめることができるわけだね( ̄。 ̄)
また、実習をしながら、自分の障害特性による仕事のミスをどうカバーするかの訓練にもなる。
障害者雇用で働くことで、自分の障害に企業側からも配慮してもらえるわけだけど、障害者自身も自分の「障害によって起きるミス」を極力減らすように「配慮」しなくてはいけない。
障害者雇用においては、企業側に配慮してもらうと同時に、「自分も配慮しまっせ」ということが大切なのだ。
そういうわけでも、「企業実習」はとても良い訓練の場になる。
手当が支給されないという辛い面も。。
さて、「企業実習」がとても良い訓練になることは明らかだが、少々辛い面もある。
それは「訓練手当」が支給されないことだ( ̄◇ ̄;)
実習とはいえ、仕事の場において作業をするわけだから、多少なりとも手当が支給されるのが実習だが、はあとふるジョブカフェの企業実習にはそれがない。
つまり、行き帰りの交通費も昼食代も完全に自己負担なのである。
実習は「就労」しているわけじゃないからお金がもらえなくても仕方ないじゃあないかと思われるかもしれない。でも現実、お金が支給されず、無収入の障害者にとって交通費や昼食代が自己負担というのは結構辛いものがあるのだ。
僕はまだ「ヒアリング」をしてもらっている段階で、実習は始まっていない。蓋を開けてみないとこの辺りはわからない。
でも自分の将来のための投資、と思って、しんどいかもしれないけど頑張っていこうと思っている。
企業実習が楽しみ
とはいっても、企業実習が早く始まらないかなぁと楽しみにしている。
いまは就労移行支援での実習先がなかなか決まらず、実習に4か月ほど行っていない。就労移行支援所内の訓練だけが延々と続いているので、ちょっと疲れが出てきているよ( ̄◇ ̄;)
マンネリ化してるから、このブログを書くのもちょっとしんどくなっていた(笑)
はあとふるジョブカフェでの「ヒアリング」がもう少しあるので、実習が始まるのはもう少し先になる。また今後も状況をこのブログでレポートしていこうと思います( ̄。 ̄)