これも発達障害の特性かな?(^^;)
僕もあるんやけど、社会復帰に焦って、自分にプレッシャーかけすぎて、一人で自滅してしまうパターンが障害者には多いみたい。
実際に聞いた例を交えて、話してみたいと思います( ̄ω ̄;)
自分で自分の首を絞めてしまう
障害者雇用で、とある会社に就職した人の例。
最初この人は、週4日で就労、また2時間ごとに休憩を取ることになっていたそうな。
休憩をとっても良いというのは、会社側の承諾をもちろん得ていて、取ることにはなんの問題もないことなのだ。
しかし彼は、
「みんなが働いているのに自分だけが休むわけにはいかない!」
と思い、先輩に「休憩しーやー」と言ってもらっていても休もうとしなかったそうだ。
さらに首を締めることに
これだけでは収まらなかった。
彼は、自分が週4で働いていることにも疑問を持ち始めた。
「みんなが週5で働いてるんだ。障害者の僕だって、働けないはずはない。フルタイムで働いてお金を稼ぎたい!」
そう言って彼は、週5で働きたいと会社に申し出た。
就労移行支援のスタッフさんの忠告を振り切って。
そして彼は週5で働き出したが、やはり無理がたたって体調を崩し、会社をしばらく休んでしまった。
自業自得だと思うかもしれないが
「そりゃあ体調崩すでしょ」
と思うかもしれない。
たしかにその通りなのだが、いざ自分がその立場に立ったら、だれしも焦って「復帰しよう、頑張ろう」となってしまうものらしい( ̄ω ̄;)
僕にもそのきらいはある。
焦って早く再就職したいと思っているし、今通っている就労移行支援でも、週4日の通所を週5に増やしたところだ(最も僕は、スタッフさんによく相談して決めたのだが。。)。
それとか、スタッフさんいわく「肥田はまだフルタイムで働くのは無理」とのことだが、僕は「以前も働けてたんだからできる」と思い込んでいる( ̄ω ̄;)
これが危ない( ̄ω ̄;)
働くための土台は「健康管理」
この病気は焦っても仕方がないのだ。
焦って良いならなんぼでも焦るが、やはりしっかり足元を固めてからでないと、就職しても後がもたないのだ。
その「足元」とは何か?
「健康管理の力」なのだ。
文字通り、健康の管理ができるための力だ。
それは「服薬」「通院」「障害理解」「相談力」などがある。
服薬
薬を飲むこと。
「薬になんか頼らない」というのは間違い。
病気になったらお薬を飲むのはどの病気でも同じ。
通院
病院へ通うこと。
障害理解
自身の障害特性を理解すること。
特性を理解することで、自身で体調をコントロールできるようにもなるし、体調悪化の前触れを知って、より悪化することを防ぐこともできるだろう。
相談力
障害のことで困ったときに、障害を理解してくれる家族や友人、はたまた就労移行支援のスタッフさんに相談できる力だ。
就労移行支援には、就職後も「定着支援」というのがあって、仕事を続けられるように相談に乗ってくれるサービス(?)がある。
あれこれ頼って、仕事を続けられるようにサポートしてもらうのだ。
ちなみに頼るのは決して弱いことではない。
「頼る」のと「依存する」のとは別物だ。
以上のような「健康管理の力」がおろそかだと、たとえ仕事のできる人でも、僕のようにコンピューターが得意といった一面を持っていても、仕事を続けることは難しいだろう。
まとめます(笑)
なんだかまとまりのない記事になってしまったが、まとめると
- いざ働きだすと、自分で自分の首を絞めてしまうので気をつけないといけない
- 就職するよりも先に「健康管理の力」を養う事が大切
ということだ。
焦りたくなる気持ちはよく分かる。
僕も焦るし、早く就職したいという気持ちがある。
でも焦って同じ轍(てつ)を踏んではいけない。
足元ができていなければ必ずコケる。
まずは足元を固めて、その後に次のステップへ行く。
そして、就労移行支援のスタッフさんに相談しながら進んでいく。
僕も自身に言い聞かせながら、みなさんにもそうしてほしいと思う今日この頃( ̄ω ̄;)