僕はかつて、某女子大にて学内(社内)SEの仕事をしていた。
この仕事が発達障害に向いているか、僕の経験談を交えてお話しするよ( ̄。 ̄)
学内(社内)SEとわ?
本来、転職サイトなどでは「社内SE」と表記するんだけど、僕は大学で勤めていたので「学内SE」と表記することになる(以下、学内SE)。
学内SEとは、大学(学校)直接雇用のSEで、大学内のコンピューターシステム(教職員PCや学生の使う情報処理演習室PC、サーバー、ネットワーク設備)を管理するSEのことを指す。
また、管理だけでなく、大学内の情報システムのセキュリティーやそのほかの基本方針などの決定にも関わったりする。
僕がやっていた仕事
僕が大学でしていたのは、学内SEでもいわば下流行程の仕事かな。
- 情報処理演習室PCのメンテナンス
- 教職員PCのメンテナンス
- 学内サーバーのメンテナンス
- 学内ネットワーク設備のメンテナンス
- 教職員向けヘルプデスク
この仕事はとてもやりやすく、大変おもしろかった。
7年間も勤めたので、発達障害の僕でも勤めることができたといえる。
学内SEは発達障害に向いている?
これは一言ではちょっと言いにくい。
職場の環境によって、向き不向きが変わるかもしれない。
環境というか、大学によって違うかもしれない。
(あくまでも予測。他大学にはほとんど勤めたことがないので)
そう思う要素は、以下にある。
僕の勤めた大学は、
- 文系の女子大(情報系の大学ではない)
- 規模の小さい大学で、仕事がマイペースでできた
- 下流行程の仕事をしていた
ということで、
「下流行程の仕事で忙しくなく、マイペースで仕事を進めることができた」
ので、発達障害の僕でも勤まったのかもしれない。
発達障害は下流行程の仕事が得意(小さくものを見るのが得意)。
お城に例えると石垣とかを積み上げる仕事。城の設計ではない。
1つの作業に専念すればいい。
マイペースというのも良かったと思う。
マイペースなら、複数の仕事を同時に進めなくてもやって行ける。
ちなみになんで辞めたの?
状況が急変したのだ。
学生数が激減し、当時いた上司の先生2人が、パワハラによるリストラで辞めさせられ、すべての仕事が僕に降り掛かってきた。
上流行程の仕事をすることを急に余儀なくされたのだ。
そのことがあまりにもプレッシャーが大きすぎて、当時ひどかったうつがさらに悪化、もう無理と判断し、その場を脱出した。
というわけで。。
学内SEは上記に説明した通り、環境によっては発達障害でもこなせるといえる。
特に大学は、民間企業と違って仕事のペースがゆっくり。
むちゃくちゃな長時間労働もない(情報系の大学ならどうなのか不明)。
学校は、対人関係も非常に良い。
めんどくさい宴会なんてないし、わずかの定例宴会(忘年会とか)でもお酒を無理矢理飲まされるとかなんてまったくなかった。
なかなか大学は狭き門だが、またご縁があれば勤めてみたいと思う。
コメント
はじめまして、ひげおひげと申します。
私もXVIさまと同じく、ADHD(発達障害)でSE・PGを現職としているものです。
学内のSEというのは、私の中で選択肢になかったので思わぬ発見でした!
私の為ではないという事は分かっておりますが、ありがとうございますm(__)m
ブログへのコメント、ありがとうございます。
そして、承認が大変遅くなったこと、お詫びいたします(_ _)
ちょっとシステムのトラブルあって、しばらくブログにログインできなくなっておりました(汗)
このブログが少しでもお役に立ててよかったです。
このブログは、当事者の方にお役に立つ情報を発信したいと思って始めました。
ですので、ひげおひげさんのお役に立てて嬉しい限りです。