自閉症スペクトラムにはいろいろな困った症状があるが(汗)、残念ながら薬は開発されておらず、治療方法もない( ̄◇ ̄;)
そこで今回は、自閉症スペクトラムで生じる不利益(?)をカバーする対策を考えてみる( ̄ω ̄;)
ゼロにするのは不可能
最初に断っておくが、発達障害による症状そのものはいくら頑張ってもゼロにすることはできない。
カバーできたとしても良くて60%、多くの人は20〜30%台にとどまる。
症状はゼロにはできないが、対策を講じることである程度カバーはできる。
それを知った上で、以下、読んでみてください( ̄。 ̄)
カバーする方法の概要
ここで書くのはあくまで概要だけ。
症状ごとの詳しいカバーの仕方は、文末のリンクをご覧あれ( ̄。 ̄)
1.ノートにメモを取る
これはかなり有効な方法の1つ。
発達障害は聞き違い・聞き忘れが多いので、それを防ぐための手立てだね( ̄。 ̄)
相手に「メモ取る時間をください」と断る必要はあるが、これをしておけばかなり聞き違い/忘れをカバーできる。
2.復唱する
これまた断る必要がありそうだが、先ほどの「メモを取る」をより確実にする方法。
発達障害は耳が悪い。なので復唱して、耳が悪いのをカバーするわけだね( ̄。 ̄)
仮にメモを取れなくとも、復唱をするだけでもかなりミスをカバーできる。
3.あとでスマホにメモする
「ノートにメモしたしイイじゃん」と思うかもしれない。
しかし、困ったことに発達障害はメモを取るのが下手(ーー;)
あとで読み返そうと思っても、まとまりがないので、該当のメモを探し当てるのが困難になる( ̄◇ ̄;)
というわけで、ノートに取ったメモを、あとでスマホに整理してメモしておくのだ。
スマホなら整理して入れておけるし、全文検索で一瞬で探すこともできてとても便利。
また、メモが何冊にもなってきても、持ち歩くのは最新の一冊で済む。
オススメのアプリは「Evernote」。iPhone、Android、iPad、Mac、Windows間でメモをクラウドベースで共有できて便利。
参考記事:聞いたことは忘れないように、スマホでメモしましょう
4.スマホのリマインダーを使う
発達障害では、ついつい物忘れしてしまったり、今やってることをほったらかして別のことに気を取られてしまうことが多い。
なのでスマホに、やるべきことや今行っている作業を教えてもらうことで、これらのミスをカバーするのだ。
参考記事:気が散って、1つの作業に集中できない時の対処法(Mac/iPhoneを活用)
各症状毎に対する対処法
以上、現時点で僕が分かっている「自閉症スペクトラム」の対策まとめでした。
以下、各症状に対する対処法の記事です。ご参考あれ( ̄。 ̄)
参考記事:
発達障害の強み「過集中」の活用法と対策
発達障害の強み「記憶力」とその強化法?
発達障害でも、コミニュケーションをちょっとだけ取る方法
心がつらいときに、スマホ/PCで気分を楽にする方法(認知行動療法)
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座る場所や、物の置く場所にこだわっていませんか?( ̄ω ̄;)