発達障害と診断を受けると、障害であることをオープンにしての就労(オープン就労)をお医者さんから勧められることがある。
しかしオープン就労だと、発達障害というハンデで職業選択の幅は狭くなる。
そんな発達障害で、どんな仕事が向いているのかを考えてみたい。
発達障害の苦手な仕事
発達障害には、以下のようなことが苦手であるゆえ、できない仕事がたくさんあると判断できる( ̄◇ ̄;)
- 複数同時並行の作業は混乱する
- 作業の優先順位がつけられない
- 急な予定変更は混乱する
- 場の空気が読めない
たとえば事務の仕事はできない。
電話がかかってきて、同時に自分の事務仕事して、来客対応してと複数のことが同時に動くのでこなせない。
コンビニやファミレスの店員さんの仕事なども、同じ理由で無理かと思う( ̄ω ̄;)
発達障害の持ち味を生かしての就職を
上記のような特性があるゆえ、「就職無理やん!」なんて思ってしまうかもしれない( ̄ω ̄;)
ところがどっこい、発達障害にも優れた一面はある。
- 下流工程の作業が得意
- こだわりの熱中強い
- 集中力が高い
- 記憶力が強い
なので、そうじの仕事とか、プログラマーなど、1つの作業に集中する仕事が非常に向いている。
しかも集中力が高い、長時間続けても効率が落ちない、などの理由で、普通の人よりもいい仕事ができると考えられる。
下流工程の作業が得意
先に言うと、上流工程の作業は発達障害には向かない。
わかりやすくお城に例えると、城全体の設計(上流行程)は無理で、石垣や壁の組み立て(下流行程)は得意というわけだね( ̄。 ̄)
こだわりの熱中強い
発達障害は、こだわりが強くて、自分の好きなことにはとても熱中してしまうところがある。
その熱中ぶりたるや、朝から晩までやっていても平気。たとえば僕なんかはコンピューターが大好きなので、朝起きるとともに電源を入れ、日中いぢりっぱなし、寝るときもお休みタイマーで音楽をかけて寝る、なんて熱中ぶり。
なので、自分が熱中するものが仕事にできればこれは強い。
集中力が高い
発達障害には「過集中」というのがある。
これは文字通り、ある一点のことに集中しすぎて、周りのことが見えなくなってしまう症状のこと。
周りのことに気づかなくなるのでこれはいいことではないけども、異常なまでの集中力は、仕事に転換すれば強力な武器になる。
記憶力が強い
発達障害は記憶力が強い。
人によっては、何十年も前の出来事の情景をありありと映像で覚えていて、その場に置いてあった物の色や形まではっきり覚えているらしい。
まとめます(笑)
というわけで、個人差や発達障害の種類にもよるが、発達障害に向いている仕事は、
- 下流行程の仕事
- 同時に1つの作業しか無い仕事
- マニュアル通りにこなす仕事
- この条件を満たす、技術レベルの高い仕事
ルールやマニュアル通りにこなすことが発達障害(自閉症スペクトラム)は得意。
かつ一人でコツコツやる仕事は向いているね( ̄。 ̄)
僕の場合、コンピューター関連の仕事をやりたいと思っているので、接客の無い、プログラマーとかネットワークエンジニアとかが向いてるかな( ̄。 ̄)
もっと簡単な仕事ならデータ入力オペレーターとか。
この記事を書きながら、僕は何の仕事が向いてるかなぁ〜と考えてた。
なかなか就職は難しいやろうけど、あまりしんどく考えず、むしろ「発達障害だからこそできる仕事がある( ̄。 ̄)」と楽観的に、肩の力を抜いて仕事を探していこう。