このタイトルをみて、「ドキッ」とした人も中にはいるんじゃないかな( ̄ω ̄;)
また、「なるほど、そういうことか」と思った人も。。。
これは、僕のかかりつけの先生から聞いた話です。
なんでなの?
発達障害の30%はうつになる。
つまりのところ、「二次障害」ってやつですね。
二次障害っていうのは、ある障害が原因で患う障害のことをさすんやけど、二次障害でうつを患うというのもうなずける。
というのは、発達障害は多数派と考え方が違うので、いろいろなことでストレスを感じる。しんどい思いをする。
そのストレスが高じて、別の精神疾患を患ってしまうというわけやね。
なるべくしてなってしまう、というわけか。。。( ̄ω ̄;)
僕の「うつ」発症の経緯
かくいう僕も、2007年にうつになってしまった。
その当時は、なぜうつになったのかどうしても原因が分からなかった。
当時僕は、某女子大で事務職員としてSEの仕事をやっていた。
SEといっても、文系の女子大、そんなに仕事自体は激しくもなく、むしろ楽しくて仕方がなかった。
もちろんストレスが0というわけではなかったけども、精神疾患になりそうな状態ではなかったと思う。
職員の数が減り、定時帰りだったのが毎晩21時まで残業するようになり、上層部からのプレッシャーもあったと思う。
しかし、以前に経験していたIT関連の会社に比べれば全然楽だった。21時の残業なんてたかが知れている。IT企業で21時など、定時帰り程度のしんどさだ。
しかし今思えば、自分で自分に「これだけやるんだ!」とプレッシャーを与えていたように思う。
これが「うつ」の原因かもしれないな。。。
まあ10年も前の話なんで今となってははっきりわからないけど、部署のみんなは帰っちゃったのに、誰にも強制されてないのに一人で勝手に残業してたなぁ。。。
やはり、多数派と違う考えで動いていたか。。。
それで、二次障害になったのかもしれないな。
いまはどうなったか
ほんで、いまはどうかというと、まだうつのままである(汗)
当時の「自分にプレッシャーをかける」というのはやめたつもりなんやけど、治っていない。。。
まあ、「うつ」のトリガーは発達障害なんやから、簡単に治るはずもないか。。。。。
「うつ」を治す対策
ここではっとするものがある。
発達障害のために、二次障害で僕は「うつ」を患った。
とするなら、「うつ」を治すためには発達障害を治さないといけないということになる。
しかししかし、僕の発達障害(自閉症スペクトラム)は薬もなければ治療法や対策も特にない。一生治らないものなのだ。
ということは、ぼくの「うつ」も一生治らないことに。。。
( ̄ω ̄;)。。。。。。。
はたと困ってしまった。
これでは僕は、一生「うつ」とつきあっていかないといけないんやろうか?
この疑問は、まだ僕の中で解けていない。
どうしたもんかいな
まさにどうしたもんかいな、である。
まあ幸い(?)というか、現在は僕のうつはかなり楽になっている。
気分の落ち込みは全然なくなってるし、おっくうさもちょっとしかないし。まだ抗うつ剤は飲んでいるが。。。
仕事してないから「うつ」が楽かもしれないな。
仕事が始まるとまた悪化しないとも限らない。
これから通う就労移行支援では、ストレスをコントロールするプログラムをやっているらしいので、ぜひ受講しておこう。
また知り合いからもらった「うつ」の本もあるので、参考になるかもしれない。
さっきも言ったけど、僕の二次障害は完全には治らないかもしれない。
しかしあれこれ手探りして、対処方法を考えていこう。
「攻め」の姿勢で考えた方がおもしろい。
もちろん、「うつ」がかなりしんどい状況の人は無理にこのように考えることはない。とてもそれどころじゃないからね( ̄ω ̄;)
決してかんばらずに、一歩ずつ進んで行こう。
「希望は残っているよ。どんな時にもね」